SEASONAL
JOURNAL
AUTUMN 2024

クラシカル・アフタヌーンティー クラシカル・アフタヌーンティー

クラシカル・アフタヌーンティー

2024年9月1日(日)~11月22日(金)

装飾
19世紀中頃、イギリスの公爵夫人アンナ・マリア・ラッセルによって始められたと伝わるアフタヌーンティーは、貴族階級における社交行事であり、おもてなしの場として催されました。
お茶や食事を楽しむのみではなく、室内装飾や家具調度、食器等を含めた空間全体を五感で味わう、というアフタヌーンティーの本質は、日本の茶道にも通ずるものです。
芸術を堪能するひとときを皆さまにご提供いたします。
紅茶アフタヌーンティー

Black Tea Afternoon Tea

9月のアフタヌーンティーは紅茶のスイーツが中心。
お愉しみの一皿として提供する、丁寧に紅茶のエッセンスを抽出して焼き上げる紅茶のマドレーヌは、作り立てを芳醇な香りと共に楽しんでいただきたいというパティシエの思いのこもった一品です。
期間限定アペリティフとしてフレッシュな柑橘香る紅茶のスパークリングカクテルもご用意します。
期間:2024年9月1日(日)~9月30日(月)

オータム・アフタヌーンティー

Autumn Afternoon Tea

10月からは秋も本番。栗のほっこりと心安らぐ甘み、洋梨のとろけるようなジューシーさ。秋の果実をふんだんに使ったスイーツをお愉しみください。実り多き秋をお皿の上で表現いたします。
期間:2024年10月1日(火)~11月22日(金)

空間のこだわり

Attention to Space

長楽館のアフタヌーンティーの専用室「迎賓の間」は、迎賓館の時代、ドローイングルームとして使用されていたそうです。ドローイングルームは女性がおしゃべりを楽しむための一室であり、アフタヌーンティーが初めて饗されたのもまた、貴族の邸宅のドローイングルームでした。
迎賓の間は女性好みのロココ様式の華やかな空間に、艶やかな飴色のアンティークの家具、おしゃべりの種となるような世界各国の名所を描いた壁画が飾られ、往時からのおもてなしの心が今なお満ちています。