Floor Guide

館内案内

本館1階

迎賓の間

玄関のそばにあるロココ様式の応接間は、現存する日本の西洋館で最大規模といわれています。かつてヨーロッパで、食後に女性たちがおしゃべりに興じたドローイングルームの流れを汲むもので、主にご婦人方のおもてなしの部屋として使われていました。現在は、アフタヌーンティー専用の部屋として、変わらぬエレガントな雰囲気を漂わせています。

  • バカラ社製シャンデリア
  • アンティークの家具
  • 漆喰彫刻

Boutique(旧温室の間)

建築当時は温室として使われ、観葉植物があふれるほど育てられていた光にあふれた一室です。床には幾何学模様のタイル、石壁にはイスラムのモスクのレリーフがほどこされています。現在はスイーツブティックとして煙草をモチーフにしたお菓子などを取り扱っています。

  • 幾何学模様のタイル
  • アヤメのステンドグラス

球戯の間

建築当時は球戯すなわちビリヤードを楽しむための一室で、フロアにはビリヤード台が置かれていました。半地下の造りのこの部屋は、現在はカフェのソファ席に。重厚な観音開きの扉のステンドグラスが、今も美しい彩りを見せています。

  • ステンドグラス
  • 球戯の間
  • 球戯の間
  • 球戯の間

ルシェーヌ

西洋の館でもっとも重きを置かれるダイニングルームとして使われていた、イギリス・ヴィクトリア調のネオ・クラシック様式の一室。重厚なホールとは対照的に明るく、天井や壁には美しい植物模様のレリーフ、豪華なシャンデリアなど、優雅なしつらいは建築当時のまま。現在はフレンチレストラン ル シェーヌとして、また祝宴の部屋として、ここに集う人々それぞれの夢の時間を刻みます。

  • バカラ社製シャンデリア
  • 漆喰彫刻
  • ルシェーヌ
  • ルシェーヌ
  • ルシェーヌ
  • ルシェーヌ

Bar

かつては村井吉兵衛の書斎として使われていた一室で、意匠を凝らした重厚な作り付けの書棚が残されています。現在はホテルフロントならびに宿泊者専用プライベートバーとしておくつろぎいただけます。隣は新館のエレベータホールに繋がっています。

  • 作り付けの書棚
  • 木村英輝作「Darling Peacock」
  • Bar
  • Bar
  • Bar
  • Bar

エントランス

東に面したエントランスでは青々としたヒマラヤ杉がお客様をお迎えいたします。ルネサンス風のイオニア式門柱が立つ玄関ポーチには、村井家の家紋である「三柏」の意匠が見られます。

  • 黄色の煉瓦
  • ヒマラヤスギ
  • 三柏の家紋
  • エントランス
  • エントランス
  • エントランス
  • エントランス
  • エントランス

ロビー

明治時代、京都の迎賓館として威光をはなった長楽館。その顔ともいえるのがこのロビーです。華々しい時代を彷彿とさせる優雅なつくり。時の流れと共に深みを増した重厚な空間が皆様をお出迎えします。

  • ベーゼンドルファー
  • 備え付けの椅子(京都市指定有形文化財)
  • ロビー
  • ロビー
  • ロビー
  • ロビー
  • ロビー

本館2階

喫煙の間

煙草王の館の中央に位置する異国情緒漂う一室は、当時の喫煙室です。 バルコニーが備えられ、床にはイスラム風の幾何学模様のタイル、観音開きの扉には羊飼いの少女が描かれたステンドグラス、 壁面には竹や蘭の中国風の墨絵が見られます。 現在はカフェの一室として利用され、当時喫煙時に使われた螺鈿の椅子や象牙細工のミニチュアが展示されています。

  • 「長楽館」の扁額
  • ステンドグラス
  • 螺鈿の椅子(京都市指定有形文化財)
  • 幾何学模様のタイル
  • 喫煙の間
  • 喫煙の間
  • 喫煙の間
  • 喫煙の間
  • 喫煙の間
  • 喫煙の間

美術の間

建築当時は美術室として使われていた一室。 シックな空間には、西洋・東洋の数々のコレクションが展示されていました。 紫陽花の大きな絵は、京都の画家・中村白玲氏によるものです。 現在はカフェとして、くつろぎの空間を提供しています。

  • 美術の間
  • 美術の間

2階フロア

重厚な雰囲気を醸す踊り場のある階段のほか、華やかな照明が配された優雅な空間。ベージュの壁に深紅の絨毯というコントラストをお楽しみください。

  • 2階フロア
  • 2階フロア

鳳凰の間

西と南、2面の大きな窓から自然光が注ぐ、明るい雰囲気に包まれた一室。扉の内側には短いアプローチが設けられています。国内外の賓客のためのゲストルームとして使用されました。現在はカフェとして、また展示会やビュッフェパーティーの場として、静かな気品をたたえています。

  • メープル社の家具(京都市指定有形文化財)
  • 鳳凰の間
  • 鳳凰の間
  • 鳳凰の間

接遇の間

おもてなしの心を尽くしたゲストルームとして、賓客たちに愛されてきた部屋です。優美な装飾がほどこされたロココ調の花台、姿見付き化粧台など、京都市指定有形文化財の調度品が、今も美しいまま部屋を彩っています。

  • メープル社の姿見(京都市指定有形文化財)
  • 接遇の間
  • 接遇の間
  • 接遇の間

貴婦人の間

マントルピースや壁面の鏡が、格調高いクラシックな雰囲気を漂わせる一室。円山公園の美しい眺望を楽しみながら、村井吉兵衛の妻、宇野子が過ごした部屋です。現在はカフェとしてお茶の時間や、少人数のお食事会、研修会の会場にふさわしい、落ち着きのある部屋です。

  • マイセン&バカラコレクション
  • 貴婦人の間
  • 貴婦人の間
  • 貴婦人の間

本館3階

長楽庵

1,2階の洋風の上に、がらりと趣を変えて作られた日本風の部屋。表千家にある書院形式の「残月亭」の写しと伝えられる茶室です。現在は非公開。

  • 和柄のステンドグラス
  • 長楽庵
  • 長楽庵
  • 長楽庵
  • 長楽庵

御成の間

折上格天井や床の間、付書院、飾り窓などを配した日本建築のなかでも最も格式のある「書院造」の和室。バカラ製のシャンデリアや波に千鳥を描いた襖絵など東洋と西洋の文化が融合しています。通常は非公開。

  • 折上格天井&シャンデリア
  • 書院造
  • 交趾焼
  • 京薩摩
  • 御成の間
  • 御成の間
  • 御成の間
  • 御成の間
  • 御成の間

新館1階

テラスCORAL

新しい100年を見つめて、歴史の一歩を踏み出したバンケットルーム。室内からテラスへと続き、希望の光に満ちあふれています。無垢の木材や珊瑚石などの天然素材は、新しい年輪を重ねるごとに味わいを深めてゆくことでしょう。

  • 木村英輝作「LOVE DOVES」
  • 前庭
  • テラスCORAL
  • テラスCORAL
  • テラスCORAL
  • テラスCORAL